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北野天神社 [地図]

埼玉県所沢市小手指元町3丁目に鎮座する、「北野天神社」です。

『延喜式』神名帳にある、武蔵国入間郡「物部天神社」「国渭地祇神社」を継承するといわれてます。

日本武尊の創祀と伝えられます。
その後、武蔵国司として赴任した菅原修正(菅原道真の五世の孫)が、長徳元(995)年に京都の北野天満宮から分霊を勧請して合祀したために、現在の総称「北野天神」になったそうです。

祭神は、物部天神社が饒速日命、国渭地祇神社が八千矛命、天満天神社が菅原道真公です。

実際のところは、武蔵国造家の一族らしい、物部直氏が奉斎していた神の祭祀に始まるとみられます。

続日本紀の神護景雲二(768)年七月には、武蔵国入間郡の人、正六位上・物部広成らが、入間宿禰の姓を賜ったとあります。

物部広成の名は、天平宝字六年九月にもみえます。当時は授刀舎人で、愛発の関に入ろうとする藤原仲麻呂(恵美押勝)の軍を撃退したといいます。

尊桜。
日本武尊のお手植えの桜と伝えられます。何度か代替わりしているそうです。

境内の摂社末社も多くありました。

諸神宮は延喜式内総社3132神を祀ります。

文子神社は祭神が多治比文子。養蚕、糸繰、裁縫の神とされます。
天満天神(菅原道真)との関係で祀られているのでしょう。

石宮神社には、水天宮も合祀されているようでした。

小手指神社は、日清戦争以後の地元戦没者の霊を祀ったものです。

ほかに、稲荷神社、八雲社があります。

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